文系の高校生達は高2終了時点で受験に必要な科目の学習は、ほぼ全て終了する。これからは大学受験の勉強にシフトしていける。理系も受験勉強に比重を移していくのは同じですが、文系と大きく違う点がある。
一般的には高2終了時点で「数学Ⅲ」「物理」「化学」「生物」といった理系選択者に課される科目の学習が残っているということだ。高3になると受験勉強に加えて、これらの科目の授業が毎日行われる。上記の科目についても基本的な知識を身につけることから始め、大学入試に対応できるレベルまで引き上げていく必要がある。
将来、理系に進みたいと考えている新高1生はこの辺りもしっかり考慮しておいて欲しい。「高3になってから受験勉強に取り組めば・・・」では遅すぎるのです。将来を見据えて、高1の時からコツコツと頑張っていかないと、大学入試は乗り切れませんよ。
大学入試の過酷さは説明してもなかなか理解できません。高校入試とのギャップが大きすぎて。
国公立大学、難関私立大学の受験は、高校入試を終えたばかりの中学生では、ちょっと想像し難いところに「合格ライン」が存在します。大分県の公立トップ校に合格するほうが遥かに気は楽ですよ。
「大学に行くなら国公立大学に行って欲しい」という声はよく聞きます。国公立大学合格を確実に掴むためには高1スタートからどれだけ頑張って来たかが問われます。受験期だけで高校の学習内容全てをマスターするのはなかなか難しい。ごくひと握りですが、短期間で合格してしまうスーパーマンみたいな人もいますが。
大抵の人は「受験生になった年に、すぐに入試問題に取り組める科目をどれだけ持っているか?」が勝負の分かれ目になります。
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